メンタルクリニックの窓
2013-12-08T10:52:50+09:00
italofran55
診察室の窓から
Excite Blog
三茶の鰻屋と北欧モダンハウス
http://imagine55.exblog.jp/21060290/
2013-12-08T10:52:34+09:00
2013-12-08T10:52:50+09:00
2013-12-08T10:52:50+09:00
italofran55
医学
きわめて老齢化し介護保険はあるものの家族で介護することが難しくなると
やはり老人ホームのようなところに入ってしまう人が多い
家族が健在で、ご本人が健在であってもだ
そのような方の中には自宅を持ちつつホームと自宅を往復しかなり活動的に老齢期の生き方を創造しておられる方もいる
そのことについてはそのうちに書く機会もあるかもしれない
しかし老人ホームに実際に入るとなると
それまで一軒家でかなり余裕のあるスペースで暮らしていた人も
6畳とか8畳の空間を日常のものにしなくてはならないのではないだろうか
つらいことである
最近三茶のランチを探していて珍しいことに鰻屋があったので
たまに行く
1階が6畳ほどそして2階もあって6畳すこしあるかな
きわめて日本的な狭小の空間で営業をしている人と話す機会があるので
いろいろと店の成り立ちをきくと
戦後にたくさんの人が焼け跡にお店を建てたらしい
2階にガス栓があるでしょう?なんだかわかります?
となりの肉屋さんと共同で使用していてすき焼きもやっていた名残なんです
うちらは家族5人でここに住んでいたんですよ
えーあの6畳に?
そんな時代もあったのだ
老人ホームのあるべき姿を考えて
北欧モダンハウスという本にあたる
西欧の基本にあるものはもちろん人間志向のデザインではあるが
土地の豊富さ 豊富に使おうとする意思ではないかな
しかし日本人はどうだろうか6畳に5人ですむのも
猫の固まりみたいでよいとする感覚があるのではないかな
さすればとても広いスペースを持った老人ホームは
夢のまた夢かもしれぬな
]]>
重電子機器装備旅行兵
http://imagine55.exblog.jp/20994526/
2013-11-22T22:47:00+09:00
2013-11-22T22:58:04+09:00
2013-11-22T22:46:53+09:00
italofran55
旅行
それが旅行の趣を増したかと言われると
おそらく便利で早くなったからということはそれに寄与はしていないだろう
島崎藤村や永井荷風が長い時間をかけてマルセイユに乗り込んでいった時代の趣も濃さという点ではうえではなかろうか
10年前はカメラも初歩的な電子カメラかあるいは銀塩だったかな
携帯も持って行かなかったな
前回の電子機器と来たら デジカメ2台 ビデオ 携帯 国際WIFI マイクロソフトのsurface 充電機器各種
もちろんすべて使いこなす時間自体が大変で
しかもレンタカーのなかにビデオは置いてきて おそらくレンタカーの掃除担当ががめたのか出てこなかった
保険でお金は返ってきたが思い出は帰ってこなかった
だからいきあたりばったりでいいのだとも思う
プロバンスの旅行でカシスという町がとても好きだが
その帰り高速でなく地図上では緑の太い線の引いてある道を通ってマルセイユまで帰った
遠かったが偶然マルセイユの南端でコルブジュの集合住宅を見ることができた
コンクリの打ちっ放しの嚆矢であまり好きでないなーと写真では感じていたが
実物を見ると日本のコンクリの打ちっ放しとはまったく違う素材感 存在感 デザインという言葉では表しきれない精神性が漂っていた
とにかく巨大でふんだんにコンクリを使っているので
日本のコンクリによくある塗った感覚が無く
まるで石を組み合わせたような迫力がある
しかも建物の中の通路も町のように広く大きい
モチーフは汽船とも言われるが私にはエジプト風にみえた
ある貫かれた芸術性の中に住居する喜びがあるであろうと思われた
フランスの生活の豊かさー鷹揚さ 日本も土地は余っているのだから見習ったらいいと思うが
それでだいぶゆったりする
実物を見てコルブジュの大きさを実感した
昨日 テレビでフランス語のなかでこの一角を中古で購入したフランス女性の
編集者が出ていて懐かしくなにか羨ましかった
引退したらマルセイユ近郊のカランクの小さな村に住むのが
現在の夢である ]]>
ジョン・レノンのクローン人間
http://imagine55.exblog.jp/20658287/
2013-08-24T18:57:00+09:00
2013-08-24T19:02:38+09:00
2013-08-24T18:57:48+09:00
italofran55
医学
なにか不具合があって早死にするんではなかったかな
しかしジョン・レノンのクローン人間 わくわくしますね
もうどこかにクローン人間はいるんでしょうかね
遺伝子の配置はそのひとの究極の個人情報ですよね
それを他人が所有して人を作ってしまう
新しいジョン・レノンが表れたら その歯科医は個人情報保護違反で自分のアトム君から訴えられるんではないかな
ジョン・レノンが小学校に入るあたりから自分はジョン・レノンだと自覚し始める
そしてカナダからイギリスに渡りあの港町に着く
失われた父か失われた自分探しの旅が始まる
おそらく才能があるのでまたなにかやってくれるんではないかな
あたらしいyesterdayも生まれるでしょう
ポールもリンゴもジョージもクローンを作って
新しい音楽を作って欲しいね
ビートルズ世代としては現代のポップはあまりに味気ないから
写真はhaut provenceにあるsisteronという町
プロバンスからアルプスに行く途中の地方に今は興味があります]]>
アメリカの俳優になぜ双極性障害が多いのか?
http://imagine55.exblog.jp/20577943/
2013-08-02T21:37:00+09:00
2013-08-24T18:45:43+09:00
2013-08-02T21:37:33+09:00
italofran55
医学
飛行機の中の雑誌でアメリカの俳優に双極性障害が多発しているとの記事があって
その中の一人に
キャサリーン・ゼタ・ジョーンズがのせてあり
帰りの飛行機で新作の映画 side effectのなかでゼタ・ジョーンズがかなり憔悴した様子で
精神科医を演じているには笑った
あのタイプの女優が好みでソフィー・マルソーにも似ている
双極性障害の多発について少し考えてみると
いままで鬱病と診断していたのに躁状態をさぐる癖が精神科医の中に勃然とわき上がり
その診断をつけるのとやはり過剰診断もあると思われる
しかしアメリカの売れている俳優であれば双極性障害になる下地はけっこうできているともいえる
いくつか挙げてみよう
まず世界的な俳優になるという野望に
発揚性性格があるだろう
そして自分で見ても美しい格好いいという
自己愛的傾向もあるだろう
実際に美しいし
もてはやされて実際にもてて
けっこうパーティがあって出会いがあって
アルコールに浸る機会があって
お金は十億単位から百億単位があって
欲しいものははほとんど手に入って
あげているうちに疲れてきましたが
躁状態になる要素がごろごろ転がっていると思いませんか?
軽い躁状態を逆に見てみれば
喪失の結果落ち込む要素も結構ある
若さの勢いでやってきたことが
成熟を伴わないと ほとんど仕事がこなくなる
大部分はこうなりますね
若さを失い極端な容貌の変化に見舞われる
love-affairも少なくなる
逆を言えば家庭生活が破綻し
アルコールやセックス依存になりやすくなる
収入も激減する または高収入だった頃使いすぎ
投資に失敗して貧困化する
見事にそうとうつになる要素がそろっています
幸せすぎて病気になるということが世の中にはあるんですね
うらやましいです
残念ながら私もそして貴方も逆はありますが
スーパースター達の精神状態には至ることはまずないでしょう
それはそれでちいさな幸せかもしれません
では若き頃のゼタジョーンズの美しい姿を映画で見ながら
安いシャパン飲んで寝ることにしましょう
また明日土曜日なのに診察しなくてはなりませんし
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統合失調症のある典型例
http://imagine55.exblog.jp/20551141/
2013-07-26T21:47:00+09:00
2013-08-02T23:04:16+09:00
2013-07-26T21:47:34+09:00
italofran55
医学
もう初老期に入った患者さん
つねに何かに侵入されるという恐怖を抱えている
安心ができない
掘っていくと根本には被害ー関係妄想がある
記憶とか日常生活上の見当識はある
いわゆる海馬 扁桃体系統は大きく障害されてはいないが
視床ー大脳基底核ー大脳皮質
いわゆる大きな人間の思考ー感情モードを司るところが障害されていると考えられる
不安モード 攻撃モード 逃走モード 性行動モード 固着モード など
である それが発動されると記憶 状況に対する感情を乗り越えた
モードに入ってしまう
患者さんは常に不安モードにいるようだ
家にはいられない ここもいやだ あそこがいい
どこにいることも決められない 決定不能に落ち込んでいる
親にはそのため依存し攻撃しときには愛着する
どこかでみたことがある光景である
4~5歳の子供がだだをこねているときに似ている
あっちにいくこっちにいく
お母さんが悪いんだと
大脳ー行動的にはそこらへんで脳の発達がとまってしまっているのかもしれない
脳がある程度発達してからの発祥でないので
薬が効かないのではないかとも思われる
いくつかの症状から架空の症例として造りあげてあります
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アンジェリーナ・ジョリーと不思議な衝動
http://imagine55.exblog.jp/20219717/
2013-05-17T11:36:00+09:00
2013-05-17T19:43:01+09:00
2013-05-17T11:36:52+09:00
italofran55
社会ねた
いろいろな子供を引き取って育てているのは尊敬に値するが
乳房除切手術をしたと聞いてびっくりした
正確には乳腺除切と再建手術だから大きな胸がなくなるのではという私の心配は杞憂だったが
彼女の生い立ち、成人になってからのくせを知ると
すこし心配でもある
ナイフの収集癖があり、自傷行為にて快感を得ていた
セックスの時には互いに傷をつけあって快感を得ていたという
もちろん精神的に影響のある物質への依存もあったと推察する
この時点で精神科に受診していればなんらかの診断名がついてしまう
顔やボディーのラインをみるに整形手術もけっこうしていたのではないかと想像される
一般的な意味で負の行為の連鎖からpositiveな方に逆転した
アメリカらしいいい話であると思う
そして今回のがんの予防のためのオペ
若い頃から一貫している何かがある
強烈な自我意識 それゆえの自我境界の鮮明さを求めること
コントロールへの欲望とその喪失 挑戦 といえるか
彼女は今回は健康への飽くなき挑戦をしているといえないだろうか
アメリカのcutting edge な知識の力も借りてーいかにもアメリカ的と思うが
今後10年の間に予防法さえ驚異的に進化することさえあるというのに
ひきつづく自己へのメスのいれよう
(polysurgery 頻回なオペ症とでもいうのだろうか)
を思い出してしまった
であれば乳腺のオペの後またするのかなと予測していたのだが
卵巣摘出もするというー
一連のがん予防ともいえるのであろうが
彼女の人生では
今後も理想を求めてオペが続くのではとちょっと考えている
彼女のようにかなりの勢いで前向きに生きることには大いに賛成である
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素人歴史探偵 出雲編 その5 因幡の白ウサギ
http://imagine55.exblog.jp/20085333/
2013-05-10T12:55:00+09:00
2013-05-10T13:15:23+09:00
2013-05-10T12:55:52+09:00
italofran55
歴史
因幡の白ウサギの話は子供の頃からみんなが知っている
絵になりやすいのでイメージで覚えていると思うが
背景の意味を解釈してみよう
白ウサギは隠岐の島から因幡に渡るときに
フカに私の部族の人数と比べさせてよ
並んでみてと頼み
フカの群れにならんでもらいその背中をぴょんぴょんと跳び越えて
まさに因幡の浜につこうとするときにだましたのよと告白して
毛をむしられてうち捨てられる
通りかかった大国主命の兄たちに塩を塗りおこめば
早くよくなるといわれてやってみると
余計にひりひりして苦しんだ
末弟の大国主命が真水で洗いがまの穂をひいてその上を寝転んでいれば直ると教え
その通りになったウサギは貴方は因幡の八神姫と結婚できるでしょうと予言し
婚姻が成就したというのである。
この背景の意味はあきらかであるがあまりに直截な話なので作り替えられたのだろう
象徴しているものを置き換えて読んでみよう
白ウサギは女性である 隠岐の島から因幡に渡ろうとしている
フカの群れは軍隊であろう
白ウサギは因幡の姫である八神姫とごく近い仲であるように思われる
一族か姉妹、近習の姫であろうか
おそらく隠岐の島の領主のもとに嫁いでいた
隠岐の島は大国主命の兄弟にとって領地獲得の標的となっている
兵に囲まれた隠岐の島の姫は命からがら島を抜け出し故郷の因幡に着こうとしたところを
大国主命の兄の兵、または兄によって乱暴、強姦されてうち捨てられる
末弟であった大国主命は白ウサギ姫をすくい姉である八神姫と婚姻をして
島根のとなりの地方鳥取あたりを勢力圏に引き入れた
大国主命の一族が勢力を拡大していく上でおきたエピソードを
神話として読み続けられるように書き換えたとみてよい
しかし八十神の反撃がいつか起こるだろう
大国主命一族が滅亡した後八百万神たちさえ
出雲大社に集まってしまったのだから
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素人歴史探偵 出雲編 その4
http://imagine55.exblog.jp/20023470/
2013-05-06T10:59:00+09:00
2013-05-06T11:44:42+09:00
2013-05-06T10:59:11+09:00
italofran55
歴史
大国主命はどんな人物だったのだろう
出雲大社の前にある酒造店に大国主命の名乗った名前を張り出してあったが20個くらいあるのだ
古代ではよくあることだがなぜこんなに多いのだろう
これは大国主命がいくつかの人物のエピソードからなりたっている人格だからではないだろうか
大国主命という古事記におそらくはじめて出現したものも地位の名称ともみてよい
大王とか天皇とか
富永仲基という江戸期の哲学者が日本の宗教の傾向として加上という概念を述べている
後世の人がある宗教的対象に対して事実を次第に付け加えていき複雑怪奇なものにしてしまうことだが
それが起きているのではないか
大国主命には八十神という一族の神がいてしょっちゅう争乱を起こし
彼は何度も死んで黄泉の国に行き あるときは母が高天原に行き救済を頼み生き返っている
当然だがかなり大量の婚姻をなし180人の子供がいたという
これは現実にあるかな?ドレスデンのザクセン王国のアウグスト強王は350人の子供がいたというが
これも複数の人物の合成と考えてもいいだろう
彼自身は高天原の素戔嗚尊・スサノオの娘をもらっているともあるし
実の息子とも2代~6代あとの子孫ともいう 出雲の高位の王族が混じっているのか
天上にあった高天原政権との距離は近くなっている
八十神といえば思い起こされるのは天の岩戸の事件の時の
八百万神であるーこのことについてはあとで述べよう
大国主命は国引きの神話によるように 新羅 隠岐 北陸のの越ー高志より土地を引っ張ってきて
出雲の国を作ったとある
逆にみてみよう そこまでが勢力範囲だったと 梅澤猛説では新羅からきた王朝とあったかな
美保神社の町にある青垣通りにいくと金沢藩が漁を監視に来ていたという家の後があった
古来より交通の盛んなところだったのだろう
諏訪神社の祖先たちもきっと越ー高志を通って落ちていった
国引きの神話と同時に因幡の白ウサギの話も苦闘して国を広げた話として
読むことができる
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素人歴史探偵 出雲編 その3
http://imagine55.exblog.jp/20009792/
2013-05-04T19:51:00+09:00
2013-05-06T17:42:09+09:00
2013-05-04T19:51:53+09:00
italofran55
歴史
恵比寿さまが大国主命であると思っていたのは間違えで
大黒さまがそれを表し 大国主命の子供の事代主命(ことしろぬしのみこと)が恵比寿さまにあたるらしい
事代主命は現代風にいうと 事情を知る男 すべてを知る男 かなり意味深な名前である
しかしその昔の意味では神の予言を預かる神官という意味らしい、
大王側から派遣された神官という説もある
その男が国譲りにおいて父に決定的な進言をしている
大和朝廷において最大の国家統一の功労者がその後どうなったのだろうか
まつられている美保神社の対岸にあり今はうち捨てられている倉吉にある波波伎神社の山々に隠れ住み
なくなったそうであるという
国譲りの最大の功労者にしてはあまりに寂しい死に方である
彼の兄弟の大国主命の子供タケミナカタの命は高天原政権から派遣されたタケミカズチの命と争って負けて
日本海側船で転々とし新潟側から信濃の諏訪地方に入り諏訪神社を開いている
100人単位の部隊でしかなかったのではあるまいか そのころの人口密度 道の状態 国の間の連絡状態
食べ物の生産量 保存法からいって その程度の部隊で地方の征圧が可能だったろう
国譲りははじめは争乱で始まり大国主命側の敗走で終わっているのだろう
その条件として出雲大社という当時としてはスーパーに大きな神社が造られた
しかし大国主命はそこに住まない
それをつくってくれるなら霊界に身を引くというのである
これは何を意味しているのだろう
単純に考えれば大国主命は戦乱によって霊界に行ってしまった-殺された
そして普通はその子供である事代主の命が出雲大社の神官長になるべきところを
引退させられてしまって 戦争の功労者が神官家を占めることとなる
出雲大社の神官家は千家ー北島家さんという80代続く家系がある
1世代20年とすると1600年は続いているーそのころ漢字が伝わっていたのだろうか?
ちょうど西暦400年 卑弥呼と大和朝廷成立の歴史空白の時代である
この神官家の祖先は天照大御神の子供でアメノホヒといい出雲説得に使わされて逆に大国主命に説得されて部下になってしまった人であり、その子孫であるという
出雲の有力者となり高天原ー出雲戦争にて決定的な裏切りをしたのではないだろうか
古事記の初期の項目においては出雲の国譲りがかなりの部分を占めているらしい
それだけ大王の国に歴史にとっては重要であった事柄だ
しかし大国主命の子孫はその後にはおそらくでてこない
出雲の部族連合国家において頂点の家は抹殺されてしまったのだろう
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牧伸二さんの死とpoststroke depression
http://imagine55.exblog.jp/19958752/
2013-04-30T15:42:00+09:00
2013-04-30T21:46:44+09:00
2013-04-30T15:42:18+09:00
italofran55
医学
自殺というものは普通の人には想像もつかない苛烈な方法を選ぶことが多い
それだけ周りのことが見えなくなっていると思われる
牧さんの飛び降りで思い出したのはポール牧さんの飛び降り死だった
一般にいえばうつの劇症化のことがおおいが
うつの重症化はじつは双極性障害だったということも多いと思われる
ポール牧さんはどちらかといえばこのタイプだったのではないか
牧しんじさんは きまじめで業界の長までやり
脳梗塞の後も現役に固執していたらしい
性格的には双極性障害の要素は少ないだろう
むしろ脳梗塞後の重度の激越性うつ状態だったとおもわれる。
脳梗塞の場所によっては なかなか言葉がでてこない
運動性失語という状態になり 漫談家として致命傷になった可能性もある
治療も受けていたと思うがなかなか予測は難しいことも多い
同門で同世代 不思議な死を迎えた二人だ
お笑いの世界の人には無理している人と躁鬱の波のある人が
意外に多い
若いlころ楽しませていただいたものとして
ご冥福をお祈りしたい]]>
佐藤浩市さんの表情
http://imagine55.exblog.jp/19853429/
2013-04-16T21:39:00+09:00
2013-04-24T19:07:21+09:00
2013-04-16T21:39:58+09:00
italofran55
社会ねた
佐藤浩一さんとは実際にあったことがある たいしたことにおもわれそうだが
近所のゴルフ練習場であり たんに挨拶をくれただけだ
礼儀正しい若者という感じだった
女性と呑んだりすると佐藤浩市がすきという意見が多かったなー
単に格好のいい俳優だと思っていたが
三国連太郎の死を契機に印象が変わった。
三国さんの人生そのものが劇である
本当とすれば戦前の時代によくあった話とも思うし
きわめて日本人的でない物語とも思える
彼自身が私生児であり被差別部落出身の養父に育てられたとも言う
14歳の時に出奔し戦争忌避をするが母に隠れていたところを憲兵隊に売られ
満州に兵隊として取られる 1300人中生き残ったのは30人くらいらしい
戦後の混乱期になにをしていたかわからないくらいの激動の後に
銀座で俳優としてスカウトされる 当時180cmの美丈夫 顔はイタリア人が裸足で逃げ出すほどいい男だ
その後数回結婚し佐藤浩市は中学生の時に母子とも捨てられている
ただし女性と別れるときは財産を全部与えて無一文で逃げ出しているという
佐藤浩市は一番父が必要なときに捨てられている
三国氏も何回もそういう目にあっているそうだし
国家という父の象徴のようなもののに
徴兵され、殺戮を目のあたりにし、おそらく引き金も引き
殺されそうになった心境というものはいかなるものだったのだろう
飢餓海峡という古い映画は もと殺人犯の会社社長の物語らしいが
まさに三国氏の人生を象徴しているのではあるまいか
佐藤さんは20歳の時に早稲田の駅で俳優になりたいことを伝えたという
素っ気ない返事だったらしい
彼は2度深刻な父の喪失を味わっているのだろう
三国氏の死に関して そりゃひどいもんですよ という言葉を泣きそうになりながら
マスコミに語っていたのは
なぜか憎しみとなぜなんだという複雑な愛情の混じった困惑の表情に見えた
彼は神楽坂の芸者をしていた母が新しい彼ができた時点で家を出ているらしい
不思議なことに父の出奔の時期と重なっている
飲み屋をしていた母は認知症となり30年間断絶していた母を今はを家を建てて面倒を見ているという
佐藤浩市の表情を見ていると芸能界という虚構の世界でよくぞここまで
抑制の効いた美しい表情を見せてくれるものだと感心した
こんな本当の感情のこもった表情はみたことがない
女性ファンが見抜くのもむべなるかなだ
三国は壮年期までは実生活において人間に近づき暮らすことが怖かった人のようにも思える
そんな人が人間を描き出す名優になる
人間嫌いで人に見せないいくつかの
自分だけの幻想的な美城を築いたルードウィッヒ2世が
世界から押し寄せる観光客で
その城がいっぱいになっているのに似ているとふと思った。
]]>
素人歴史探偵 出雲編 その2
http://imagine55.exblog.jp/19811439/
2013-04-08T21:55:00+09:00
2013-04-08T23:26:26+09:00
2013-04-08T21:56:22+09:00
italofran55
歴史
そこでは松本清張の古代史の本が結構よかった 幅広い人である そのお孫さんが慶応大学精神科の薬理の主任をしていて杏林大学の准教授になられた 幅広い人である
素人歴史探偵は唐津あたりを散策していてどうも秦氏が大陸や半島から上陸したことを知った
唐津の南にいろは湾というあまり人知られない美しい湾がある
そこに波多津という小さな港がありそこが上陸の根拠地だったのではないかと考えている
湾の奥深くは海が荒れることがない 古代の海洋民族はそこに港を築いた
中津である 葦原の中津の國の原型はそこかしこにあるだろう
もちろん典型は出雲の中海と宍道湖に見られる
波多津から秦氏はまず九州の各地にでていって土着日本人と混交した
八幡信仰は宇佐神社に土着の神と秦氏の氏神とにておこり、それは弥秦からきているのではないかと
たしか 同学年で近くの盆地の諏訪清陵高校の生徒会長だった飯沼賢司さんという別府大の教授が
八幡神とはなにか にかいてあった
八幡神がはじめて中央政権にお目見えしたのが東大寺の完成時らしい
平安京を造った桓武天皇の后は秦氏からでているという
平城京以降先祖返りした皇族貴族は八幡信仰と縄をなうようにして武家政権の終了までその信仰は続く
九州は古代歴史好きにはビビッドなエビデンスがそこらに横たわっている
伊都国は現在の糸島 末廬国は松浦 はたして卑弥呼の奴国はどこにあったのか
素人探偵は大国主命と出雲の国から読み抜いてみようとおもった
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素人歴史探偵 出雲編 その1
http://imagine55.exblog.jp/19747023/
2013-03-28T11:07:00+09:00
2013-03-28T15:17:36+09:00
2013-03-28T11:07:26+09:00
italofran55
歴史
この辺は大昔は本土とつながっていない多島だったようだ そこに本土とつながる根がはり島根の地名ができたのだろう
地元の働き者の老婆は自分たちのことを島の女性はね と私に語った 働き者で男を立てて嫁にいいよ どう一人 もう遅いかと笑われたが
飛行機からその半島の突端から数キロのところに小さな入り江と何軒かの小さな旅館の見える港がみえた。
日本の美しい風景だ あそこに行ってみたいがその機会があるのだろうか?
米子空港に降りてレンタカーを借りる このあたりは古い神社が無数にあるところだ
下手をすると出雲大社より古いなどと書いてあるものもある
まだ日暮れまでには時間があるちかくにある美保神社によっていこう
車を走らせていると例の小さな港に向かっている自分に気がついた
美保関の町につく、小さな漁村、寂れたいくつかの旅館、夏は観光客は多いだろうが
宿泊は皆生温泉や玉造温泉にいってしまうだろうな
美保神社は全国の恵比寿神社の総本山 しかし神域は狭く意外に小さな神社だ
背後にすぐ亜熱帯の杜山が迫る 神社には詳しくないが背後の山自体が神で出雲大社もそうだが
社に迫っている
祭神は恵比寿様の本名事代主命となぜか義理の母にあたる大国主命の奥さんの三穂津姫命
珍しいことに本殿の屋根も逆ダブルの字のような珍しいものだ。
美保関は太古の出雲の国においては副都心のようなものだったと思われる
大国主命と協力して国をつくった少彦名命もここにいたし
国譲りの時に息子として相談にのった事代主命もそのときにここにいる
内海の港として海洋民族はここを最良の基地として選んだのだろう
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武陵漁父 見失った桃源郷
http://imagine55.exblog.jp/19714171/
2013-03-22T16:19:43+09:00
2013-03-22T16:19:07+09:00
2013-03-22T16:19:07+09:00
italofran55
趣味
安来の足立美術館に行く機会があり橋本関雪の展覧会をやっているなかに
武陵漁父という絵があり ある漁父が武陵という桃源郷に迷い込み二度とそこにたどり着けなかったという陶淵明の詩に因んだものとの解説があった
私はふと私の見失った桃源郷の村の名前が武陵村だったような気がしてきた
あの写真はひょっとすると写真家の悪戯でどこにもない村のものだったのかもしれない
しかし合成にもおもえないし
あの村は存在するのだろうか
それとも想像上のものなのだろうか?
わたしは桃源郷に迷い混んだ漁師になったのだろう]]>
秒速と無料の情報化に驚く
http://imagine55.exblog.jp/19299890/
2013-02-19T09:34:00+09:00
2013-02-19T09:39:24+09:00
2013-02-19T09:34:31+09:00
italofran55
社会ねた
学生時代同級だった人が東大の文学部から受験しなおしてきた人がいて
プルーストのような小説を書きたいと行っていたっけ 昨年まで母校の准教授だったが
フランス旅行をしてレストランに入ったときメニューが読めて注文できるまで習おうかとしたのが間違えだった
大変な労力です
ヴァレリーの海辺の墓地などようやく読めるところまで来たかな
最近はなぜかロンサールという詩人に興味がでている
日本ではあまり文献もないのでフランス文学者の領域を読んで探し出している
井上究一郎というひとはプルーストもロンサールも訳があるので
文集を図書館から借りだして読んでみる
今年はシチリアに行ったことがないので
そのなかにモーパッサンのシチリア旅行記があることを知る
さて原本や和訳はあるんだろうかとamazon.frやamazon.jpで調べると古書の放浪旅行 La vie errante というのがそれにあたるらしい
フランス版にアクセスするともやは電子版しかないらしい
しかしなんと無料である
amazon.comにアクセスしkindleをdownloadし la vie erranteを無料で?買ってみる
なんとパソコン上にその本が存在している
多大な苦労とお金をかけて書籍を得るのはずがほんの一瞬であった
情報化と無料化が文化の拡大に計り知れない貢献をしていると思われる
びっくりした
ところで香港に行くと無料のWifiが飛び回っている
上海に働く若い友人が帰国して田舎に帰ると
無料のWifiが存在しない この国はガラパゴスだと嘆いていた
何かに遠慮しているのか無料化が怖いのか
情報化に大事な無料化をこの国はどこかに置き忘れてきているようだ
情報化もおぼつかないだろうとげんなりした
写真は香港のとあるホテルのジャグジーにひとりはいり赤ワインを傾けていい気持ちになっている男です
残念ですがわたしではありません(笑)
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