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タモリ これでいいのか?

タモリの赤塚不二夫という漫画家への

弔辞が話題になっている

原稿をみないで1900字をよんだとか

すべてをあるがままに捉えて肯定すれば

世界は異様な明るさにつつまれる

これでいいのだ なんかについてだ

タモリが天才であったということには文句はない

デビュー当時の
既成のものに対する毒を含んだ芸

今夜はサイコー あたりの日本のレベルを越えたしゃれ

見るに値する芸達者であった

だが私はタモリの弔辞には余り関心はできなかったし
ギャグとも思えなかった。

テリー伊藤が
笑っていいともでも
すべての人に対して これでいいのだと 接している
素晴らしいと いっていたが
そうだろうか 業界の身内のほめ言葉に思えた

タモリはいまや守りに入り
記憶力や判断力が人並み優れているというところをたまに見せて
聴衆をおどろかせているに過ぎない

つくりあげた芸や毒をまったく見せなくなってしまったのである

彼がかなり生きるということに関して
シニカルな感情を持っていることはインタビューなどで披露されていた
おそらく100億をゆうに越す財産を持ってではあるが

わたしには 彼のこれでいいのだという言葉が
救いというより 閉塞感の表れのように感じられる

天才の時間は短い
長く続くはずもない

これでいいのだは 

老成してしまった天才のため息にきこえる
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by italofran55 | 2008-08-12 10:23 | 文学