診察室の窓から


by italofran55
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フライトが米子空港に近づくと市街地と海から来た水道をはさんで平行に細い山並みの半島が何キロ 何十キロと走っている 美しい山陰海岸の眺めだ この風景が出雲大社 日御碕のあたりまで複雑な地形とともに続く
この辺は大昔は本土とつながっていない多島だったようだ そこに本土とつながる根がはり島根の地名ができたのだろう
地元の働き者の老婆は自分たちのことを島の女性はね と私に語った 働き者で男を立てて嫁にいいよ どう一人 もう遅いかと笑われたが
飛行機からその半島の突端から数キロのところに小さな入り江と何軒かの小さな旅館の見える港がみえた。
日本の美しい風景だ あそこに行ってみたいがその機会があるのだろうか?

米子空港に降りてレンタカーを借りる このあたりは古い神社が無数にあるところだ
下手をすると出雲大社より古いなどと書いてあるものもある

まだ日暮れまでには時間があるちかくにある美保神社によっていこう
車を走らせていると例の小さな港に向かっている自分に気がついた

美保関の町につく、小さな漁村、寂れたいくつかの旅館、夏は観光客は多いだろうが
宿泊は皆生温泉や玉造温泉にいってしまうだろうな

美保神社は全国の恵比寿神社の総本山 しかし神域は狭く意外に小さな神社だ
背後にすぐ亜熱帯の杜山が迫る 神社には詳しくないが背後の山自体が神で出雲大社もそうだが
社に迫っている

祭神は恵比寿様の本名事代主命となぜか義理の母にあたる大国主命の奥さんの三穂津姫命
珍しいことに本殿の屋根も逆ダブルの字のような珍しいものだ。

美保関は太古の出雲の国においては副都心のようなものだったと思われる
大国主命と協力して国をつくった少彦名命もここにいたし
国譲りの時に息子として相談にのった事代主命もそのときにここにいる
内海の港として海洋民族はここを最良の基地として選んだのだろう

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by italofran55 | 2013-03-28 11:07 | 歴史
桜の時期になり 昔メーカーがくれたカレンダーのなかに日本の田舎の春の華満開の桃源郷の写真があったことを思い出した、たしか栃木が福島のある村、名前に武がついた記憶がある インターネットで探したがでてこなかった、永遠にいく手掛かりがないなと思っている
安来の足立美術館に行く機会があり橋本関雪の展覧会をやっているなかに
武陵漁父という絵があり ある漁父が武陵という桃源郷に迷い込み二度とそこにたどり着けなかったという陶淵明の詩に因んだものとの解説があった
私はふと私の見失った桃源郷の村の名前が武陵村だったような気がしてきた
あの写真はひょっとすると写真家の悪戯でどこにもない村のものだったのかもしれない
しかし合成にもおもえないし
あの村は存在するのだろうか
それとも想像上のものなのだろうか?
わたしは桃源郷に迷い混んだ漁師になったのだろう
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by italofran55 | 2013-03-22 16:19 | 趣味