診察室の窓から


by italofran55
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対象喪失とうつ病

何かを無くしてしまった
大事な人を喪った など
喪失がうつ病の契機になることはよくあることであり

喪の心理規制がうまくいかないと
いつまでも、喪った現実を
受け入れることができずに
うつが続くとも言われます

感情投資という言葉があります
ひとはある感情を対象に注ぐときに
ある見返りを予測し期待する
または無意識にそうした心理を抱いている

ところがその対象を喪い
喪ったことを受け入れずに
感情投資をすると
自己の感情が枯渇してしまうと言ったことでしょうか

ところが対象喪失は
個人の精神のうちでも起こります
自己のうちで育ててきた対象には
感情投資を行っていますが

そこに陽性なものと陰性なものとが
ありますが、それが同時に行われようとするとき
恐れの余り 対象を消してしまうのですー無意識のうちに

消えてしまった対象を求めて
荒野をさまようことになります
重度のうつ病はこのようになっていることが
ままあるのです。
そして抗うつ薬は一定程度苦痛を軽減する程度か
無効の場合も多く見受けられます
医師や心理カウンセラーとのつきあいの中で対象を再構築していくことが
必要ですが、
砂漠に小さな緑や泉ができてきたらいいですね
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by italofran55 | 2010-05-30 11:16 | 医学
めったにない さわやかな日
朝の日差しは、はやいが柔らかい
隣のマンションが アッシジの茶色のような煉瓦の外壁なので
そこに日が差すと、イタリアの朝のような錯覚にとらわれる

白金ルカンケでランチをする
西側の窓辺であるが
青い空が見え、かすかに
心地よい風が吹き込んでくる

ここの料理が好きだ
優しい味だ、けっしてソースがきつくなく
ソービニヨン・ブラン サンセールあたりの高くはないが
爽やかな白が合うような
いつも、食べた後がここちよい

フランスの田舎ででランチを食べた錯覚

中国人の上流階級の家族が一組
ずいぶん、internationalになりましたね

いえいえ
この近くに台湾の通商外交部があるものですから
たまに、その関係の方が・・・
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by italofran55 | 2010-05-28 20:30 | グルメ

単純性と複雑性 その2

やはり ベランダばなしでございます
ほそぼそと、なにやら植物を育てております

毎年枯れたかなと思い
ほったらかしておいた植物が
春になると 芽を出し葉を出し実がなり枯れていく
ほとんど水だけで、あとはすかすかのはずのわずかな土でございます

空気中の二酸化炭素と窒素でもって
眼にも鮮やかな世界を現出させてしまうわけでございます

この奇跡にも

ある科学的な単純かつ複雑な
真理が働いておる訳なんですねー

動物や植物のほとんどが
有機物でできている
炭素 水素 酸素 窒素 リン
であるが 原子の元は
陽子と電子
ものは 陰と陽の無限の組み合わせで
この世界を見せてくれている?

またまた好奇心で生きている
わたしを引っ張ってくれるではないですか
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by italofran55 | 2010-05-24 22:12 | 科学
ベランダで三つ大きな焼き物の鉢やガラスの鉢で、メダカや金魚を飼っている
ペットはいろいろ失敗したり長続きしなかったが
安くて丈夫なもので、今回は何とか

ガラスに入れたのは生態が見えるかなと思って
熱帯魚屋の兄貴が、無理ですよ
藻が生えて大変ですよとのことでしたが
春先から日差しが強く、水温も上がり
藻が繁殖して、たまにしかメダカ君が見えないな

このもう少し洗練された状態を青水といって
魚にはいいらしい

藻の光合成で非常時には食物となるらしいし
酸素も放出する
そのままであれば、一見役に立っていない
太陽の光が、単純ないくつかの原子のものとなり、
複雑に見えるものもそのいくつかの多様な姿でしかない世界を創造し

循環の世界を作り出し
循環のエンジン役となる

そこで、光合成の勉強を何十年かぶりで始めるー好奇心で生きているのか?あんたは(笑)

太古の海は、熱かった、光も届かず、酸素もなく、熱湯が噴き出しているところで
酸素を使わない微生物が、熱を利用して活動を始めた
これが地球の生命体の始まりと言われている

その後地球がだんだん冷えていき
その生命体はだんだん浅瀬に移っていく

そして、太陽光とふんだんにある水で
光合成のはじめのようなことをして
地球に酸素を供給しつづけ
酸素を利用する生命のための準備をする

生命の起源のものは
恐るべきことに環境を造りかえることから
準備をc0156217_8485744.jpg始めたというのだ

生命体はどこかで
植物系と動物の祖先とに分かれ進化し始める

そう生命は進化し変態を繰り返し
絶滅したり興隆したりする
いまは人が地球の主だが
この長大な歴史を読んでいくと
生物がある姿のままでいることは
ほとんどない、
今の人の姿もいつまで続くか
もうわからないところで
人は分岐し
滅びるものと違う形で繁栄するものとに
分れているのかもしれない

続く
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by italofran55 | 2010-05-18 08:39 | 医学