診察室の窓から


by italofran55
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精神科で診る頭痛

精神科にこられる方で頭痛だけをうったえる人はあまり多くはない

頭痛だけだと内科、神経内科に行ってしまうかもしれない

精神科に来る人は頭痛のほかにいろいろな症状を同時に持っていることが多い

視力が落ちている、書類が読めない等のことである

ものを見ることと疲労は特に関係が深いらしいー脳生理学より

痛みの種類にもよるし、頭痛の分類にもよるが

精神科の場合には鎮痛薬を与えて終わりということはほとんどないし

鎮痛薬が効かないのでという人も多いのだ

神経学的に異常がないとすれば

その人のおかれた日常のストレスを探る

仕事の荷重が大きく、それをまじめにこなそうとする人に慢性的な頭痛は多いかもしれない

頭痛を起こしやすい精神的疾患としては

慢性的な不眠、うつ病、解離性疼痛性障害、てんかん、統合失調症のあるタイプ

老年性の疾患ー血圧の高い人に多い などがあげられる

それぞれ薬はちがうこともある

ストレスにさらされているひとで、昼間に安定剤や偏頭痛の薬で対応している人もいる

昼間飲むのが面倒であれば

適応によっては

よる寝る前にSSRIのような抗うつ薬を服用すると

昼間の服用の手間が省けるかもしれない

MRIは若い人がとって形態的異常が出ることはまずないが

神経学的異常があるようであれば撮ってみるべき


最初は脳波の検査ほうが有効かもしれない
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by italofran55 | 2008-08-15 13:19 | 医学