診察室の窓から


by italofran55
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31

社会脳と投薬 2

身体的な機能が発達するとそこは肥大し、そうでないところは退化するという考えについては
認めざるを得ないが、

あまり、知的または美的とも思えない

しかし、痴呆のMRIについて、専門の放射線科にオファーして報告書を読むと
海馬の萎縮がないので大丈夫でないかというようなことが書いてある

たしかに目に見えることは大事だ
あきらかに脳の萎縮のある人は問題行動や精神機能がおちている

ただ、リニア、直線的に、脳が萎縮したり、脳に血管周囲腔が大きくなっていたり
脳梗塞の跡があるからといって、社会的精神機能が落ちているかというと
そうでないこともあるので厄介である
代償しているかもしれないし、もっと大事な部分がやられていないかもしれないからである。

目に見えるものは評価しやすい、結果として見えないだけで評価するものが視覚化されれば見えてくるのかもしれない

人間の存在が間人間 間社会的なものとすれば、脳の一部分をとって社会脳が発達しているか、いないかとの判断は危険かもしれない
[PR]
by italofran55 | 2008-07-21 21:40 | 医学