診察室の窓から


by italofran55
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ドクターバロレ コレクションの心理

最近は、しんどいので、あまりワイン会には出なくなったのだが、
1時期はいいワインを飲ませていただいていた。
1番印象にのこるワインといえば
ドクターバロレ・コレクションのひとつ たしか1953年 echezeaux だったかな
素晴らしかった。

1900年前半の人で、ブルゴーニュの名家に生まれ、醸造業の家かな?
家業を継がず医師になったが、ワインの収集を始めて、生涯になんと16万本の
ブルゴーニュの銘酒をコレクトした。
それが、幻のワインとして何年か前までは
市場にあったが、現在は、馬鹿高い値段でヨーロッパにて散見されるほどという。

16万本というと、飲みきれないし、tastingしてないものも相当あるとおもわれる
ここにコレクターの神髄が現れている

一人の人間の味わえる以上のものを集めることに
突進し続けるわけである。

たしかフロイトがどこかに、コレクターの心理を
死の観念との交換とか書いてあったようなー定かではないし
何を言っているかわからないが

フロイト自身も古代の文化財のかなりのコレクターであったようだ。

死を避けようとして、結局どこかで死の匂いがしてきてしまうのが
極端なコレクターのばあいである気がする

どこかで強迫的な性向も感じられるかもしれない
しかし、その強迫なしに巧緻な文化活動がなせるとも思われない。
コレクターになりきれない人が お金のコレクターだったりもする。

私はなにかコレクションしているのだろうか
いろいろあるが徹底していない、凡人の領域であるなー

最近ではやはり旅行関連が多い、
キーホルダー 安くて場所をとらないー比較的成功

フランスのホテル、オーベルニュ、シャトーホテルの全国組織の本かな
ずいぶん重い思いをして持って帰ってきた。
そしてだいぶ古くなったものもある
c0156217_9553029.jpg

行ききれないほどの素晴らしく、また鄙びたホテルがたくさんある。

フランスのすごいところはそれが何十年たってもほとんどそのままで
存在していることだが。

書籍も多すぎて、旅行関連をのぞいて捨て始めている
わたしの強迫はそこには存在しなかったのだろう。

写真はベルガモという町の
3世代にわたる 教会建築が重層した広場からとったもの
古代ローマ ロマネスク、ルネッサンス?
時の流れの美しさにうっとりする
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by italofran55 | 2011-09-23 09:55 | 趣味