診察室の窓から


by italofran55
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30

うつの診断Ⅰ

うつの診断が、精緻化するとともに 難しくなってきている

うつが果たして時系列で見た場合 うつだけでなく
初期の動揺期に軽そう、または疲弊を伴うそう期があるという見方である

単極のうつも双曲ーそううつに包含される
すると うつだから こうしようという
単純な治療法でなくなってくる

もうひとつは、軽度の高機能広汎性発達障害の結果
30代あたりより 一見 適応障害の様相を見せながら
うつを呈してくる一群があるという見方がある

また双曲障害Ⅱ型という、軽度の躁状態を見せるという
躁うつのなかに
成人の多動性障害やADHDが紛れ込んでいるという説もある

躁うつのうつ期に 抗うつ薬は効果がないという主張や
発達障害に やはり抗うつ薬は効果がないという話とは逆に

いや SSRIが効果があるとのことで
2次障害のことを言っているのかもしれないが

成人の発達障害のひとに大量の抗うつ薬を投与している先生もいらっしゃる

うつ病のひとで、抗うつ薬に対し non-responder であったか
ほかの、診断があったのか、また難しくなる
c0156217_22114131.jpg
ところである

抗うつ薬が万能でないということを考えるのに
よい時期が来たともいえるし

診断が混乱しやすくなってきているともいえる。
[PR]
by italofran55 | 2011-03-27 21:49 | 医学