診察室の窓から


by italofran55
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storyを書き換えるⅡ

storyは簡単には書き換えてはいけないし、できないのは
検察の特捜事件でもあるように
人がそのことによって決定的に変わってしまうからだ。

書き換え方には精神療法的に言うと
二つある
原理主義と、適応主義である
ある原理が、人の意識世界を支配しており
そのstoryからはずれていると、
人は苦しんだり、症状が出たりするというやつだ

その根本原理はリビドーだったり、性欲だったり、支配-権力欲だったり
  遺伝子を残そうとする本能だったりする。
それが当たっているか、外れているかはわからない。
むしろ、作られた生物である人が、作った根本原理がわかるのかと言うこともある。
動物は自分のレベルでしか自分を理解できないだろう。

もうひとつは、とにかく根本原理はわからないが
平均的、普遍的、健康的な思考方法、行動方法をとにかく
身につけてみよう、そうすれば、健康で平静な世界が開ける
根本原理はわからないがというものである。

認知療法や行動療法はこの範囲のものだろう。
そこにロマンはなくアメリカのプラグマティズム、適応主義的なうさんくささはあるが
効果があったりするし
なにより間違った根本原理に犯される心配がない。

少なくとも深く考えてな精神療法をする人たちは
この二つの中で悩むのではないか。
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by italofran55 | 2010-12-16 23:02 | 医学