診察室の窓から


by italofran55
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合体し圧縮された夢、見なくなった夢

夢を見た
もともと持っていた車を手放して新しい車を買ったのだが
やはり、忘れられずもとの車を買い戻そうとしたら
新車もついてきて、2台分の請求をされた
あせっていたら
目が覚めた

実際に買い戻そうとしているのだが
どこか後ろめたい気持ちがあり

寝る前に政府の概算要求があれもこれもで
過去最大に膨れ上がったことを
テレビで見て憤慨していた

その感情のまま寝たので
最近考えている車の話と合体したのだろう

このところ見なくなった夢もある

わたしは地方の中心の高台にある城下町で育ったので
石垣や崖めいたところがおおく
眼下に森や、遠くに河が見渡せるところだった

ちいさな動物園と遊園地をかねたところが
やはり崖の上にあり
子供ながらそこはお気に入りの場所だった

そこでは郡市の小学生の絵画大会があり
なぜか私はいつも3位以内に入っていた

現在、絵はへたくそであるー母が描いていたのか(笑)

夢はジェットコースターで遊園地から
森の上に飛び出してしまう夢である

どこなのだろう
そんなにステキな遊園地はそうはない
ヨーロッパ、北海道、あるいはどこかのvisualで見たものを
意識の上でわたしが故郷の遊園地だと合成したのではあるまいか

ーその遊園地は
昔からジェットコースターのあるような大きなものではない

飛翔と落下と恐怖の底には性的快感欲求が隠れている

わたしはジェットコースターが苦手で
昔 後楽園にあったコースターに一人で乗せられて
てっぺんでぐったりしてしまったことがあるそうである

おそらく夢はそんなエピソードが合体しているのだろう
このゆめをみなくなったが
逆に寝入りばなにふと思い出すのである
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京都大学の精神科心理学教授の新宮一成氏によれば
何回も見る夢はある治癒作用があるのではと述べている

主語ー述語の現実のepisodicな世界から
主語をなくした、または世界全体が自分であるようなsemanticな世界を繰り返し体験することにより

ひとは傷や悔恨、喪失を現実世界とは違った意味で受け入れていくというのである

この教授の著作は難しすぎてついには私には
わからなくなる類のものであるが 
みてからに天才の匂いがする人であるーできる人はえてしてこんな優しげな相貌をしている

わたし的には
ゆめはある感情状態で睡眠をとっていると、不安、恐怖、願望、
それに関連したエピソードを
大脳皮質のcontrollがきかなくなったところで
感情ー記憶に関連した脳ー扁頭ー海馬系が
信号の強いところから
勝手に構成しているのではないかと思われる

もちろん夢機能全体の中の
ひとつには過ぎないが

それがまた昇華や実現につながっているかも知れない
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by italofran55 | 2009-10-16 10:35 | 医学